2007年03月10日

北海道、釧路にて。

さて帯広で素晴らしい出会いをした僕はまたも寄り道しつつ釧路に向かいました。
いつものように右も左も分からない状態。
とりあえず電車の駅の近くに繁華街があったりするものなので釧路駅へ。そうすると偶然唄っている人がいるじゃーないですか。
「釧路でも路上ってやってんだー」なんて思いながら近寄って行くとどっかで見た事があるぞ・・・?

・・・・・

お互い顔を見合わせて・・・



「あー!!昨日の!?」


そう、前日に帯広で歌っていて話しかけた路上人でありました。なんとも思いがけない嬉しい再会。
彼は名前をゆうしんと言い友達が釧路に用事があるから、と言う理由だけで一緒に来てあげた何とも良いやつなのであります。
一回目に会うのは偶然、二回目は必然、何て常に思っている僕ですからこれはもはや必然なわけです。偶然なんだけど必然。会うべくして会ったわけ。嬉しいよね。二日連続、しかも違う場所で。若干運命を感じつつ少し離れた場所で路上開始。

駅前ではありましたがなんだか人通りもまばらでさびしいけれど通りすがりのおばちゃんが「猫の卵」って言う釧路銘菓をくれたりそれなりに楽しく過ごしていましたが、夜になればなるほど寂しくなる人通りに、ゆうしんと僕は新天地を目指し移動を共にする事にしました。

釧路の夜のネオンが輝く店の前で歌う事に。二人でお互いの譜面を覗き込みながら何となく一緒にやったりして。店のオネェサン達がちょっと出て来て励ましてくれたり(笑)楽しい時間を二人で過ごしました。

で、路上はお終いにしてそろそろお別れってなりそうな時間。
しかし「ゆうしん、お前はどうすんの?友達は一体いつになったら帰ってくるんだい」
なんて言ったらゆうしん、
「友達はメル友に会いに来てて今頃ホテルだろうし連絡も来ないから一人で地下道で寝ます」
なんて言いやがって。
「お前、ホント良いやつだな、今日はお兄さんが温めてあげよう」
とは言いませんでしたが二人で仲良く僕の愛車で眠る事に。
翌朝、コンビニで飯を済ませ友達との待ち合わせ場所である釧路駅前でお別れ。


その後、もう一度、帯広で会ったし暫くは連絡とってたんだけど今は音沙汰無し。どうしてるんだろうな。
まだ高校生だったゆうしん。今はもういくつだ?
今でもどこかの街で歌ってるんだろうな。歌い続けてたらまた会えるよ。だから僕は今でも歌うのです。

なんてね。
posted by 上嶋 潤。 at 21:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 北海道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

北海道は帯広にて。

函館を後にした僕は寄り道をしながら帯広へ。
特に北海道を旅する上で思い入れのある土地と言うのは全くなかったのでなんとなく、地名を見て聞き覚えのある街に寄る、と言った感じでした。帯広もそんな感じ。

とりあえずメインストリートと思われるアーケード街を見つけたので近くに車を止めウロウロすると路上人発見。
声をかけ、どこなら唄えるのか聞き込み調査。
アーケード街ならどこでもやれる感じだったので適当な場所を見つけて路上開始。

道行く人の反応は上々。
とても気持ちよく歌う事ができました。
もうこの時点で僕は帯広が結構好きな街になってましたね。
路上の反応だけで街を判断しちゃいけないんだけどね。ついついそうなってしまうわけです。

人は集まってくるけどしばらくするともちろん流れていくわけで一定ではないけどそこそこ楽しく歌っているとその流れに身を任せず、長い事聞いてくれている一人の青年が目にとまりました。
彼は笑顔で僕の演奏をずっと聴いていてくれました。

そして人が居なくなった時、彼は近寄ってきて
「俺、ジャンベ車に積んでるから一緒にやらない?」
と言うのです。
急な申し出にうれしはずかし、なんともムズガユイ気持ちで快諾すると彼は急いでその場を立ち去りすぐにジャンベを抱えて登場したのでした。
そして何をやるかって話になりお互い共通の曲はなんだと、いうことになるわけですが
「さっきやってた曲、あれやろうよ」
ってな提案を受けてやったのが僕のオリジナル「秘密の話」

帯広の街の片隅でさっき会ったばかりの青年二人が息もあってるんだかなんだかわかんないけどなんとも気持ち良いセッションを繰り広げたのでした。

そんな素敵な出会いと音楽の後、「それじゃーね」ってすぐに別れられるわけもなく。
彼から「泊まる所が無いならうちに泊まらないか」と提案を受けもちろんそれを快諾。
まずは二人で銭湯へ行き部屋に行くと一杯やりながら彼の正体について、僕の正体について色々と暴きあいをし判明したのは彼は歯科医で出身は千葉って事。翌日も朝から仕事だというのに僕を部屋に招待してくれた事。

歯科医とプライベートで話をする事なんてなかったので裏話も聞きました。痛々しい話と言うかここでは話せない事もありましたが物凄く感心したのは痛くない麻酔を射つ練習をするって話。
歯科医同士で「麻酔の射ち合い」
無痛麻酔の確立の為の練習・・・すげぇ・・・

そんな話を聞きながら酒を呑み程よい所で就寝。

翌朝、出勤前にコンビニにて食料を買ってもらいお別れ。

なんかまた会いそうだね、なんて言ってたんだけどね。
その後、実は北海道でまた会い、僕が地元に戻って来てからも会ったりして今でも細々と付き合いが続いています。

彼が今、何をしているかはまた次回書きますが人の頑張りをみていると自分も負けてられないって思うのは相乗効果、素晴らしいことですね。


さて帯広を後にした僕が次に人と出会うのは釧路。
あ、でもそれは出会いと言うか、再会ですかね。

その様子はまた次回・・・
posted by 上嶋 潤。 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 北海道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月08日

ステージは北海道へ。

なんてだらけたブログだ・・・皆様からコメントいただいてるのになかなか書けないでいる自分がもどかしいっすね。見てくれてる方々、本当にありがとうございます。


さて今までは主に弟との二人旅での出会いについて書いてきました。
わずか一ヵ月半の旅で今の一ヵ月半とは比べ物にならない多くの出会いがあり、たくさんの恩をいただきました。一つ一つが良い思い出です。

さてその旅も実にあっけなく終わってしまいすぐに次の旅を始める事も出来ず2年間の時が経ちました。
その時の僕はとにかく北海道に行きたいと思っていました。その為に仕事を辞め、やり始めたばかりのバンドのメンバーの了解を得て次のライブまでには帰ってくると決めて独りで北海道に行く事にしました。
季節は夏。
家を出て2時間後にタイヤがパンクすると言うなんとも悲惨な出だし。この事件のお陰で僕は旅している間、ずっと車の調子が気になって仕方なかった・・・スペアタイヤ無いし金無いし。

ま、それは置いといて。とにかく有料道路を使わずひたすら北へ。3日目にやっと北海道へ到着。
函館市街へ向かい、楽器屋に飛び込み唄える場所を教えてもらう。
教えてもらったデパートの閉店を待ちいざ歌唄い開始。
特にこれと言った反応もなく・・・ま、普通な感じで路上を続け深夜になり、人通りも減り、そろそろ辞めるかってなった頃、ギターを抱えたお兄さん登場。
色々と話をしているうちに仲良くなり飲みに連れて行ってもらいました。
音楽談議、地元の事、その兄ちゃんは大学で関東にいたらしく、先輩には浜松の人もいたよ、ってな話もありつつ。
その浜松の先輩のお陰できっと声かけてくれたんでしょうね。
「音楽やってればその先輩にもきっと会えるでしょ」何て話をしてたら数年後、ちゃんとその先輩と呼ばれる人に会いました。



あ、

俺、恩送りしてもらってたんだ。
今気がついた(笑)

先輩⇒函館のお兄ちゃん⇒上嶋潤。

ってね。きっとそうだ。恩送り、送り主発見!


呑んだ後に僕のわがままでタクシーに乗り込み函館山へ。
天気も悪くもう朝になりかけてたから特別景色良かったわけじゃないけど単純に嬉しかったっすね。
そして市場でいか刺しをおごってもらいお別れ。

僕の中の函館はこのお兄ちゃんの思い出しかないかも。
今でも唄ってるのかなぁ〜。


次回は帯広での出会いを。
posted by 上嶋 潤。 at 15:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 北海道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする